スーパーの売り場で「無添加」という文字を見かける機会が増えましたよね。
その一方で、
- 「普通の調味料と何が違うの?」
- 「家中の調味料を全部買い替えないと意味がないのかな…」
- 「無添加ってお金がかかりそう…」
そんな風に感じて、ハードルの高さを感じている方も多いのではないでしょうか。
私自身、幼い頃からアトピーや喘息、アレルギーに悩まされてきた経験があり、「毎日口にするものが体にどう影響しているんだろう?」と疑問を持ったことが、食や栄養について学ぶきっかけでした。
その後、栄養士として食品表示の仕組みを学ぶ中で、スーパーの調味料の裏面(原材料表示)を意識して見るようになったのです。
そこで気づいたのは、「無添加=完璧を目指すこと」ではなく、「何が入っているかを知って、納得して選ぶこと」の大切さでした。
今回は、無添加調味料に興味があるけれど何から始めればいいか分からない方へ、初心者でも無理なく続けられる選び方のポイントをわかりやすく解説します!
① 「無添加」の言葉だけに惑わされない!原材料表示の見方
まず知っておきたいのは、パッケージの表に書いてある「無添加」という言葉だけでは、何が入っていないのか分からないということです。
一口に「無添加」と言っても、商品によって意味合いが異なります。
- 保存料無添加: 保存料は使っていないが、着色料や化調は使っている可能性がある
- 化学調味料無添加: うま味調味料は使っていないが、エキス類やその他の添加物は入っている可能性がある
つまり、「無添加=添加物がゼロ」という意味ではないことが多いのです。
例えば「みりん」も分かりやすい例です。
スーパーには「みりん風調味料」と「本みりん」が並んでいますが、裏面を見ると「水あめ」や「醸造アルコール」が入っているものもあれば、もち米・米こうじ・本格焼酎だけで作られた昔ながらの本みりんもあります。
最初は私も「こんなに違うんだ!」と驚きました。
栄養士が教える!裏面チェックの基本
難しい専門知識は不要です。商品の裏面(原材料表示)を見て、「知っている名前(家にある食材)だけで作られているか」をチェックしてみましょう。
- 醤油の例: 原材料が「大豆、小麦、食塩」だけのシンプルなもの
- みその例: 原材料が「大豆、米(または麦)、食塩」だけのもの
最初は「へぇ、こんな材料で作られているんだな」と眺めるだけで十分です。この小さな発見の積み重ねが、自分に合った調味料選びの第一歩になります。
② 最初の一歩は「毎日使う基本の調味料」から
「食生活を変えよう!」と意気込んで、家にある調味料を一度にすべて買い替える必要は全くありません。
最初に見直すなら、使用頻度が高い「毎日使う基本の調味料」から1つだけ選ぶのがおすすめです。
- 醤油: ほぼ毎日の料理や付けタレに使うため、切り替えた時の変化を感じやすい
- みそ: 毎日のお味噌汁に使うので、素材本来の旨味を実感しやすい
- 本みりん: 「みりん風調味料」から原材料がシンプルな「本みりん」に変えてみる
例えば、「今使っている醤油がなくなったら、次は原材料がシンプルなものを買ってみよう」というタイミングで十分。一つずつ試していくことで、お財布にも優しく無理なく続けられます。
③ 続けられる「価格帯」と「7割主義」を大切にする
調味料を選ぶ上で、私が一番大切だと思っているのは「無理なく買い続けられる価格かどうか」です。
どれだけ体に良い素晴らしい調味料であっても、高価すぎて継続できなければ意味がありません。最近では一般的なスーパーでも、数百円台で原材料がとてもシンプルな高品質な調味料がたくさん並んでいます。
また、外食を楽しんだり、惣菜に頼る日があっても罪悪感を持つ必要はありません。
我が家でも「おうちで毎日使う基本の調味料だけはシンプルにして、外食やイベントの時は思いっきり楽しむ!」という7割くらいのゆるいルールで続けています。
まとめ:今日の買い物で「裏面を1回見る」ことから始めよう
無添加調味料を取り入れることは、決して敷居の高いことではありません。
- 「無添加」の文字だけでなく、裏面の原材料表示を見る
- まずは「毎日使う醤油やみそ」から1つだけ試す
- 無理のない価格で、ゆるく心地よく続ける
まずは今日の買い物で、気になった調味料の裏側をパッと1秒眺めてみませんか?
「どんな材料で作られているのかな?」という小さな好奇心が、毎日の食卓を少しずつ豊かなものにしてくれますよ。
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